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歩くためには [コンディショニング]

グラつかず、安定した立位姿勢は、重心が骨盤の前辺りで重心線がカラダの中心を通ります。
また、横から見た重心線は
耳の穴、肩、股関節、膝関節後方、足関節前方を通り、足部がつくる支持基底面に落ちます。

よく言われる「良い姿勢」です。


年を重ねると、歩幅が出なくなったり、ヨチヨチ歩きになったりする事を心配して、
若いうちから貯筋しておこうと足の筋トレをしっかりと行っている方達は大勢いらっしゃいます。
とっても大切なことなので是非続けて頂きたいのですが、、、

、、、と同時に
何で?歩幅が狭くなったり一歩が出しにくくなったりするのか?を見つめてみると、、、

筋肉が少なくなっちゃったから
だけではなくて

こんな姿勢の変化が誘因になっている事は間違いありません。
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重力に抵抗しカラダをきちんと起こしておくカラダの背面にある筋肉の力が落ちてきて、あるいは日々のカラダの使い方の積み重ねで、
①頭が前方に出始めると(重力の力による)前かがみになるため(足圧中心が支持基底面より前方に移動する)バランスをとるために腕を後ろに引くようになります

②さらに姿勢変化が進むと、膝を曲げ、重心を低くしてバランスをとるようになるまた、腕を横に開く(または後で腕を組む)ようになります。

姿勢を保つ事ができなくなってくる事で起こるバランスの変化を①や②の動きで補っているのですが、そうなると「歩くための一歩」は安定した姿勢に比べてどうなるでしょうか?

そんな訳で
「姿勢を保つ」「キレイに立つ」は「歩き」をよりよくするためにもとっても大切な事なのであります。

Thank you for today.