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Calm down! [コンディショニング]

2024年初のノルディックウォーキング指導の朝。
朝早くからセッションがあったので、忘れてはいけないとノルディックウォーキングのポールをわざと玄関にわかるように置いておいた。
急いで家を出て、仕事場のある駅に着いて気づく。
「やってしまった」と。

私が出しておいたあと、主人に片付けられたことに気づかず家を出てしまったという訳。
いやいや 自分が悪いのだけれどぉ、、、モヤモヤ。
そして、兎にも角にもポールを取りに戻らなければ!

セッションスタート前にトレーニングをしておこうと思っていたため40分位は時間がある。
だから取りに帰れることに感謝だし、こうして早歩きしていることが既にトレーニングなのだ、、、
なーんて自分をなだめながらも本領発揮の早足!(多分時速7.5キロ以上の速さで歩いていたと思われる)
再び仕事場に到着したのはセッションスタート20分前。

猛烈な勢いで歩いて来たため、アドレナリンが出ていてちょっとしたアスリートになってしまっているのが自分でよくわかる。多分このまま誰かに話しかけたら、ちょっと怖い感じがするのではないか?と思う。「10分歩こう」
この10分の間に心を落ちつかせよう。
いつものトレッドミルでのウォーキングをこんなことに使ったことはないけれど、運動をし始めると心拍数の増加、血流増加などおこり、一時は交感神経が優位になるのだけれど、そのまま上がりすぎる事がないよう、今度は副交換神経が優位になると言われていることはよくよく知っている。
(副交感神経を優位にして穏やかでいられるようにしたい)
時間の経過も重なってその10分でいつもの自分に戻ってきた。
ややテンションが高いものの、これならいつもに近い話し方ができそうだ。
満を持してクライアントさんに話しかけるタイミングがやってきた。
いけるっ!
そして、またまた「運動の有り難み」を噛み締めながら指導ができる「転んでもタダでは起きない」幸せな一日なのでした。

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Thank you always.

キラキラな日② [コンディショニング]

熱心で真面目なクライアントさん達にセッションをさせていただいていると、
時折、一段引き上がってほしくってこだわり強く、
できない動作を何度も何度もやっていただくよう指導して、申し訳なく思う事があります。

「アスリートじゃないし、大人なんだからそこまでストイックにやらなくてもよかったんじゃないか?」って自分の指導のポンコツさに凹んで帰る事も多々あるのだけれど、、、

でもやっぱりこだわってしまうのは
この「キラキラな日」を自分が知っているからなのだと思っています。
このキラキラをめちゃくちゃ伝えたい。


「カラダが繋がっている動き」はびっくりするほど、ありとあらゆる関節が動くから、驚くほどたくさんの筋肉が1つの動きに参加します。
だから、一部分にストレスがかかることが少なく、小さな力で大きな動きができます。
さらにあらゆる筋肉が伸び縮みする事でそこには血流が生まれ、酸素も栄養も運ばれる訳だからガチガチにカラダが固まってしまうことなくしなやかなカラダになっていきます。

「エイジングケア」の考え方に「サルコペニア」とか「フレイル」というワードがあり、
「筋肉を増やしましょう」って概念は一般の方にも浸透してきています。

筋肉をつけることはもちろん大切なことです。
運動することが日常にない人にとって「サルコペニア予防」とか「フレイル予防」の動機で筋トレを日常に取り入れてもらうことは大切です。

ただ、「動けるカラダづくり」という視点で見てみるとただガムシャラに筋肉をつけるというよりは「自分のカラダを自分で操れる」という考えに深く賛同しています。
自分のカラダを動かすには関節がきちんとお仕事をしてくれることが大切。
それから自分のカラダの傾きや地面の形状、硬さなどを自分自身のカラダでキャッチしてそれに見合う動きができるようカラダの各感覚器から脳に情報を伝え、その情報をもとに脳からカラダを動かすための司令を送れることも大切。

何気なく行っている日常の動作は無意識に何千、何万回を何年も何年も行っていきます。
でももしもその動きに「偏り」があれば「いつもいつも動き続けている関節や筋肉」が存在し、同時に「いつもおさぼりしてしまう関節や筋肉」も存在しています。
それに対し、動きがキレイな人はカラダがひとつながりになっていて1つの動きでたくさんの関節が動き、同時にたくさんの筋肉が伸び縮みしているのです。
だからこそ何気なくやってしまう日常にある「基本的な動き」にこそこだわりたいと思っています。
1つの動きの変化が日常の中で行う動作の何千、何万回もの動きの修正になり得るから。

そして、動きがよりよくなるためには
今の自分のカラダの在り方と動き方に気付き
焦らずに少しずつ少しずつ質の良い動きを繰り返すこと。
私が1年かかって「しなるバック転」が腑に落ちてきたように。

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※写真は「あなたならできるっ!」って頭に叩きこんでる姿
Thank you for today.



キラキラな日① [トレーニング]

最近、投稿はめっきり少なくなっていますが、、、
週末の体操は寒い日も雨の日も
次女が脱臼しようとも
主人が脱臼しようとも
息子が受験生だろうとも
休みなく毎週末行っています(感謝)

そして、「バック転の動きを変える練習」を始めてから恐らく1年位経っています。

そもそも
器械体操の人達が行う「しなるようなバック転」ではなく「足の力で頑張ってバック転」みたいな形だったのでどうやったって膝が曲がってしまう事が直せずにいました。そのうち、しゃがむ局面で左膝が痛みを訴えるようになりそれを庇って続けていたらバック転が左に大きく曲がるようになってしまいました。

そこで、いままでの動きを封印することにして
0から動きを作る練習を始めていきました。

何度か投稿しましたが、
今までは「JUMPが先でその力をついた手に伝え回っていた」のに対し
新たな動きは「手の振り、伸びる力が初動でJUMPはあとからついていく」
足は踏み込む力をカラダに伝え、その伝わった力でカラダが伸び、しなりそして腰が浮く瞬間にJUMPする。

たったこれだけのことなんですが、
毎週毎週積んでも、バック転の練習時間は20分にも満たない時間。全てのタイミングが揃ってできる感覚があったり、なかったりを繰り返していました。

自分が早る気持ちや「回ってやろう」みたいな気持ちがちょっとあるだけで伸び感がなくなってしまったり、下半身と上半身がバラバラになってしまったり。


が、、、
ついに迷いなく「これでいいんじゃない?」って日がやってきました。
ひとつひとつ丁寧に行えば「これだよね?」って動きがわかってきたのです。
自転車の練習で言うならば、ペダル何回転かは自転車が倒れずに保っていられるようになった瞬間。
それが先週末。

1年近く同じことをやり続けてやっとです。
でも、もう明らかに前のバック転で見ていた景色とは違うのです。
それがなんとも言えない気持ち良さで、カラダ全部が1つになっているからこその感覚。

新たな課題が加わった瞬間に音を立てて崩れましたが、、、
そんな日に出会えるのが楽しくて嬉しくて。
動くことの楽しさがここにあるのです。
そしてその積み重ねが自身の動きをよりよくかえていくのです。

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Thank you always.


バレンタインデー [生活]

今年は珍しく長女から↓
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おばさんだけどちょこちょこ
チョコをいただき、笑
感謝♡

私も毎年の家族のリクエストに応えて↓
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アレルギーの次女が食べれるように落花生ローストバージョンと
みんなが好きなミックスナッツローストバージョンの
2回焼き。


チョコを渡すと息子が「バレンタインデーはローマ皇帝に反抗して処刑された、聖人バレンチヌスを祭る日なんだって。」と教えてくれました。
「雑学は入るんだけどなぁ」と受験生、笑。


お母さん。みんなに幸せは届けられたかなぁ?
Thank you for today.

伝えたいこと [コンディショニング]

姿勢をよくしたいと思うなら
怪我や痛みのない(少ない)カラダをつくるには
パフォーマンスをあげるなら
疲れにくいカラダをつくるなら
シニアになってどんなに年を重ねてもやりたいことをやり続けるには

カラダも心も整えて
もちろんバランスの良い食事をとって、しっかり睡眠を取って
そして
毎日の日常の「動き」をキレイにすることと
「動き」のバリエーションをたくさん持っておくことだと
私は考えている

どんなにトレーニングしていても
どんなにスポーツしていても
所作の美しい人に比べたら
私なんてまだまだひよこちゃん


「動く」ってめちゃくちゃいろいろあって
めちゃくちゃ楽しい
「でも動けばいいのか?」っていうと偏った動きをしていると、長持ちしない
もちろん、パフォーマンスとしてもよくないし、疲れが残ってしまう

この「疲れちゃう」って年だからって思っている方いませんか?
カラダが安定すべき所がしっかりと安定して、動かすべき所がスムーズに動くならそんなに無駄に力を使わなくていいんですよね?
私自身、めちゃくちゃ無駄に力を使っていたのでよーくよーくわかります!
無駄な力が抜けて動けるとめちゃくちゃ楽だから疲れにくい

さらに動くべき所の動かし方はさまざまたくさんのバリエーションがある
いろいろな動きを覚えておくといいのです。

セッションでは日常生活の中ではあまり使われていないエリアを使っていただくことを目標にしていますす。なぜなら自分一人ではそんな動かし方がある事を忘れちゃっていたり、知らなかったりするから。
そしてトレーニングで言う「基礎動作」がきちんとできることも目標にしています。
若いころは「基礎動作」が嫌いで「早く実践の動き」がやりたかった。
でもいまは、「基礎動作」の偉大さを知っています。
コツコツと積んでいきたいですね。

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※写真は0.1.2.3.4.5の1から2へ移る動きをイメージ図にしてみました


Thank you always.


寒くてあったかい日 [生活]

雪が降る予報の出た朝
私を心配してくれる優しいクライアントさんの声。

あー。
私がお一人お一人を思う以上に
私がみなさんから思っていただいているのだと
今さらながら気づいた朝。

昼過ぎにはあれよあれよと雪が降ってきて
家に帰る頃には雪が積もっていて
久しぶりに履いたスノーシューズが喜んでいた。


翌朝。
通常どおり「教室を開催します」と連絡を受け
遅延する電車を乗り継いで何とか到着。
「こんな雪の積もった朝早くに暖房のつかない教室に出向いてくれる人なんているのだろうか?」
なーんて思っていたら
「雪なのに誰も来なかったらいけないと使命感でやってきてくれた」と参加者さん。
するとチラホラといつもの顔ぶれが。
感謝!

そしてレッスンが終わると「雪の中をご苦労様」って
使命感で来て下さった方がそっとおやつを渡してくれた。
もう 
なんてステキな方達ばかりに支えられているんでしょう。
私はめっちゃくちゃ幸せ者です。

外は寒くてピリッとするけれど
優しいみなさんに囲まれていることに
めちゃくちゃあったかい私です。

いつもあたたかーく支えてくださっているすべてのみなさんへ
いつもいつも
あったかーい気持ちを
力強いサポートを
ありがとうございます♪
雪がお礼を届けるチャンスを運んでくれました。
私もちゃんとお返しできるよう精進したいと思います!
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Thank you always.



鬼はそと  [生活]

鬼はそと
福はうち

一声かけたら、受験生が一緒に豆を撒いてくれました
そのあと、帰ってきた次女もあとでこっそり撒いといてくれるんだとか。
最後に帰ってきた長女は疲れ果てていたけれど、無言で撒いてくれました。

いい一年になりますように♪
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Thank you always.

「立つ」を大切に [コンディショニング]

私は倒立をちょくちょくしています。
それは倒立ができないと、アクロバットの動きができないからなんですけれど。

「自分の軸が取れているか?」
「上半身も下半身もどちらも自由に動く準備ができているか?」を気づくには「倒立」するのが手っ取り早いからでもあります。
だいたい肩周りが硬くて伸びなくて、そこが動き出し、肩周りが安定して、手の平で地面をきちんと押せるようになるとピタっと止めることができるようになります。

アクロバット目線では「倒立」が気づきになるのですが、日常生活では、やはり「立つ」ことがきちんとできているかが軸が取れているかの気づきになると思っています。

いま、私と一緒にトレーニングをしてくださっている方で「0,1,2,3,4,5」の練習をしている方は「2」のポジション。きちんと立てて、きちんと足で地面を捉えられていると自然に動きが繋がって行く。
そして、動きが軽い。
「立つ」こと。どうぞ大事にしてください♪

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Have a nice weekend.
Thank you for today.

負けました [生活]

受験生息子。
「全国かきぞめ競書大会」にて、栄誉ある「観峰賞」を初受賞!
なっかなかいただけない賞なので、拍手。

左利きなのにやりおる。
右利きの母は完全に負けました。
この調子で受験もぜひ、花を咲かせていただきたい。
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Thank you for today.