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赤ちゃんから [コンディショニング]

1ヶ月に1度だけ携わらせてもらっている「ベビーとママの体操」
先月は息子の卒業式と重なりお休みを頂いたため、2ヶ月ぶりのお教室。
これだけ間があいてしまっても携わらせて頂ける事に感謝。
だけど、こんなに開催が稀でニーズがあるのかとやや不安になったりもする。

が、、、
毎回行く度に思うのだ。
これはめちゃくちゃ大切な教室だと。


お母さんの手で
赤ちゃんに触れ、マッサージをしたり、エクササイズをすることはもちろん
お母さんが声をかけたり、かけられたり、褒めたり褒められたりしながら母子の絆を深めていく。
また、その触れることによる感覚器や脳の発達は図りしれない。

最近の子供達は水泳や体操、サッカー、野球、ダンス、武道
いろいろなスポーツの習い事をすることが普通になっている

そのスポーツがうまくなるには
自分のカラダを操れなければならないこと
忘れてはいないだろうか?

自分のカラダを操ってくれるのは、他でもない「脳」のお仕事なのだけれど
「脳」が動きを命令して筋肉が動くのだが
逆もしかりで筋肉がカラダの位置情報や感覚情報を「脳」に連絡をする事で「脳」からの命令の質も決まる。
その感覚を育てる事が「触れる」ことでもあるのだ。

大きくなってスポーツをするようになると手打ちとカラダで乗り込む手の使い方の違いが上手さの違いや怪我を引き起こす原因を作ることがある。
その違いをお母さんが知っていて赤ちゃんの頃から動きを促せていたらどうだろう?
日常の動きがカラダをつくり、そのカラダでいろいろなスポーツを行っていくのだ。

それを伝える事ができ、
かつ、産後のお母さん自身が使い方を忘れてしまっている体幹の使い方を思い出したり
抱っこが多いことによって起こる姿勢の崩れや使うことを忘れてしまっている部位があることに気づいてもらう事ができるのだ。


低体力の子供達
運動しない大人
腰痛、肩こり、膝痛、股関節痛の人

なってしまってから問題視するのではなく
変化のまっただ中の人達に気づいてもらったり、知ってもらう事で予防できることは非常に多い。

だから今日も、ものすごい達成感で戻ってこれた。
ニーズがある限り続けられたら幸せだし
こうして続けさせてくれるクラブとそのスタッフさん
小さな赤ちゃん連れで頑張って通ってくる参加者さんに心から感謝している。


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Thank you for today.





骨盤と背骨 [コンディショニング]

セッションを受けてくださっている皆さんにお伝えしている関節の動き。
私の頭にあるイメージをボディラングウェッジや言葉によって上手に伝えたいと思うのだけれど、時折説明の引き出しがそれだけでは足りず、図を見て頂いてお伝えしたりもしています。

動きから組み取れるのが1番なんですが
それにはそもそもの動きや仕組みをお伝えしておく事って大切よねって
受けてくださるみなさんの理解度が深まれば深まるほど感じます。

そんな訳で
指導者レベルかもしれないのですが
骨盤の仕組みみたいなものを
またまた拙い絵と文字で表現してみました。

絵が拙すぎて
わからない部分はご愛嬌、笑


「骨盤」のエリアをよくよく見ていくと
こんな風になっていて↓
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「仙骨」と「寛骨」(=腸骨、恥骨、坐骨の3つの骨を合わせた扁平の骨)の組み合わせで骨盤を成し
「仙骨」の上に背骨(腰椎)が連なり、寛骨の窪みに大腿骨頭がおさまっている

仙骨と腸骨が重なり合う関節を「仙腸関節」と言い
背骨である第5腰椎と仙骨が重なり合う関節を「腰仙関節」と言う

ここは関節なのでわずかながらに動くべき所。
仙骨と腰椎は共に上下して、関節面がスライドすると言われている。

具体的には
骨盤の後傾に伴って仙骨は下方に滑り
骨盤の前傾に伴って仙骨は上方に滑る

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が多くの人達はこの関節の動きが出にくくなっていて
それにより腰椎などのトラブルが出やすくなると言われてもいる

骨盤が束になったまま後ろに倒れてしまう後傾や
束になったまま前方に倒れてしまう前傾になってしまう人が多く
動きでみるとそこの滑りが起きないがために腰椎から折れ曲がるような動きになってしまい腰椎に大きな負担をかけてしまう

股関節の屈曲は骨盤の後傾の動きを引き出すので体幹がきちんと決まって動けるようになると股関節の屈曲を行うことで仙骨を下方へ滑らすことができ
逆に股関節伸展の動きは仙骨を上方へ滑らすことができる

JSAボールエクササイズではここの関節の動きを引き出すことをとても大切にしている。
なぜなら、背骨の土台が整えば連なる背骨も整い、背骨にたくさんの肋骨が繋がり、肋骨の上を肩甲骨が滑り、肩甲骨を腕の骨頭が滑るように動き、骨盤を股関節の骨頭が滑るので
カラダ全体がよりよくなる要だと言われているからだ。

まずはここの動きを整えることをおすすめしたい。
骨盤ではなく足や腕の調子を整えたい人にもなくてはならない大切な場所なので一度見直しをしてみてほしい。

Thank you always.





骨をキレイに並べて動くこと [コンディショニング]

JSAボールエクササイズのスキルアップセミナーへ1年ぶりに参加。

このエクササイズの開発者である中尾和子先生は1983年「第1回ミス日本ボディビルコンテスト」で優勝された方。フィットネス業界を牽引してくださった方で、2007年には厚生労働大臣より「健康大使」に任命され、日本全国、アスリートからシニア、体に障害を抱えた方、指導者、それはそれは数えきれない人達の健康に現役で関わっている方。

日本に「バランスボール」が入ってきたばかりの頃、私は「予防医療」に興味があったのでスポーツクラブで仕事をしながら、休みの日には整形外科で運動指導をしている別の先生の指導を受け「腰痛体操」の一部として「バランスボール」の指導法を勉強していた。それを会社の上司が知り、全国展開をする会社に「バランスボール」のレッスンを導入する際のプロジェクトチームに入れてもらうことになった。
その時、中尾先生は会社の指導部門のスキルアップアドバイザーをつとめてくださっていて、その先生が指導している大阪へバランスボールの指導法を学びに行く事が入社して初めての出張だった。
それが先生との初めての出会い。


コロナがなかったら再び先生から学びを受けることはなかったかもしれない。
けれど、コロナで人に触れずに指導する機会が増えてきた時、自分が触れずして感じてもらう方法はないか?コンディショニングする方法はないか?と探していた時に先生と治療家の医学博士・田口幸三郎先生が共同開発したJSA(ジョイント・スケーティング・アプローチ) ボールエクササイズに出会った。

はじめての学びから30年近く経ついまも、あの頃と変わらず必ず気づきを与えてくださる。
「気づかなければ変わらない。だから気づけることは才能だし、指導者はいつまでも気づける自分でありつづける必要がある」と先生はおっしゃる。
そして、指導とは「刺激を入れること。いかにいい刺激を入れて気づいてもらうか?」みたいなこともおっしゃる。

その言葉どおり、セミナーがはじまってすぐに「気づき」を投げてくださった。
いやいや これが本当に素晴らしくって私は半日あるセミナーの間中、気づきだらけ、笑。
出来ている気になっていた出来ていない所をあらゆる角度から気づかさせてもらった。

このJSAはボールに包まれながら、骨をキレイに並べることからはじまる,
骨をキレイに並べることは練習をすればする程、身につくし、
キレイにならべてみてもその日の体調によって自分の体にわずかに違いがある。
楽な日もあれば、なんだかうまくいかない日もある。
でもまず、そのことに気づけることが大切。
さらに自分ではキレイに並べられていると思い込んでいる並べ方がキレイじゃなかったりすることがある。それに気づくことも大切だ。

背骨はどこか1箇所が動かなくなると連なってみんな動かなくなるということを私は知っていた。
そして、背骨が整うと中枢神経が通っている場所が整うので動きがよくなることや内臓の位置も良くなるので、体調が良くなることやカラダが軽くなる感じがすることも知っていた。
自分のカラダのどこが弱点なのかも知っていた。

けれど、自分1人では気づいているけれど、うまく機能させる事ができなかった所をズバリ教えてもらえたようなセミナーだった。
その動いてなかった背骨が動き出すとはこういうことかとカラダ全部で感じることができた。
ただし、その核心がわかり得る状態になるには、何か1つだけエクササイズしたから、感じた訳ではなくあらゆる角度からのアプローチが大切だということも感じられた。
いやいや動いていない背骨が動き出すってすごい!
本当にカラダが快適に感じるのだ。

うー。ずーっとこの感覚を持ち続けられるカラダでありたい。
それには練習あるのみ。
「骨をキレイに並べること」「力を抜いて動くこと」そして「自分のカラダを感じること」が肝心だ。
学びはまだまだつづきます。

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※先生とめちゃくちゃうれしいツーショット!

Thank you for today.


いよいよ [生活]

今日の仕事場は横浜市からスタート!

こんなサクラがお出迎え↓
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すごいっ
うれしいっ

その先には↓
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え?
桃の花?

って思ったら
ヨコハマヒザクラ
ですって。


東京もいよいよですねっ

Thank you always.


ボディイメージ [トレーニング]

これまた ずーっとやり続けている「伸肘倒立」 傍目にみると、普通の倒立と何ら変わりなく見えるのでしょうが、普通に倒立するのとはまったくもって違って、体操を始めるまで使った事のなかった胸を含んでつりあげながら地面を押し続ける事でカラダが持ち上がるという私には異次元のカラダの使い方が必要な技です。 足で地面を蹴らないで足が床から離れるギリギリまで我慢して下半身にあった重心を上半身へと移し替えるるのだけれど、この移し替えるタイミングで肩の上に骨盤が乗っていないのに足を開き始めようとしてしまうと、それはそれはカラダが重くって手で地面を押し上げる事ができない。 だから胸を釣り上げながら肩の上に骨盤を乗せながら地面を押し続けることがお約束。 カラダが上がる時の重さが動きがうまくいっているか否かの指標となる。 この日も相変わらず重くって重くって 「こんなにしんどいのにできないってどーゆーこと?」という感じだった。 が、、、 撮影した動きを見て、足のイメージが短くて骨盤の下部から足になっているように見えたので 「へそから足」=「へその裏の腰も足」とイメージをもってリトライ。 すると、サクラみたいですが嘘みたいに足が軽くあがる。 そうです。いつも私がヘソから足だってお伝えしていること。 逆さまになった上半身で足を持ち上げるのにめちゃくちゃわかるこの感覚は歩いている時もおんなじです。一度体感してしまえばきっと納得していただけるハズ。 ぜひ一度お試しください♪ IMG_5528.jpeg IMG_5530.jpeg IMG_5531.jpeg IMG_5533.jpeg IMG_5534.jpeg IMG_5535.jpeg IMG_5532.jpeg IMG_5536.jpeg IMG_5537.jpeg Thank you for tnday.
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