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First Aid① [コンディショニング]

コロナ禍のため基本的な考え方として、「成人の心停止対しては(ここでは小学校一年生以上を成人と考えて対処する)人工呼吸を行わずに胸骨
圧迫とAEDによる電気ショックを実施する。」
「子供の心停止は、窒息や溺水など呼吸障害を原因とすることが多く、人工呼吸の必要性が高いことから、人工呼吸の技術を身につけていて、人工呼吸を行う意思がある場合は人工呼吸も実施する」ということだった。

例えば倒れている方が居て、意識の確認をして、意識がない、呼吸の確認をして
呼吸がない、ここで気道確保して、レスキュー呼吸から始まるところが、呼吸がなければ、胸骨圧迫からスタート(呼吸があれば、回復体位で休ませる、)という形になる。

AEDが到着しAEDに解析を行ってもらい、指示に従ってまた胸骨圧迫。
解析と解析の間は2分間。

その間ひたすら、胸が5センチくらい沈む強さで1分間に100~120回の速さで胸骨圧迫を繰り返す。
非常にシンプルだけれど過酷。

昔はこの吹き込みが難しくって、口を思ったよりも開けなくちゃいけないとか、
もっと強く吹き込まなくちゃとかいろいろ考える点があったのだけれど、「胸骨圧迫をする」ってことに徹すればよいのでやりやすくはなっている気はする。でも2分は長い。
救急車が到着するまで相当早くて4セット。
1人じゃ厳しいな。

そして、その質によっても回復の状況が左右される訳だからやっぱり訓練が必要だ。
こんな少ない訓練じゃ、実際の場面では太刀打ちできないだろうと思う。
あの宇宙飛行士の山崎直子さんも今年、受講に来たそう。みんな努力されているんだなぁ。

どれだけ努力していても、実際にそういった場面に居合わせた時、さまざまな思いが巡り、一歩踏み出せない事が多い。迷う気持ちと自信のなさが邪魔をすることしばしば。
海外では、そういう対応ができた事に対する評価が高いんだそう。
救急車を1回呼ぶのに何万も何十万も支払わなければならない国が多いから、自分達で自分達の身の安全を守る意識が高いのかもしれない。

私の課題はきっと自信を持って行動すること!
Don't think just do!

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Thank you always.