SSブログ

やっちまった② [コンディショニング]

さて、「やっちまった」続き↓

https://naturallife1000.blog.ss-blog.jp/2023-12-24

怪我をしてしまうと、「怪我をした時と同じ動きをすると痛みが出るかもしれないと」無意識にかばってしまう動きに変わってしまう事が多い。

今回は背骨の伸展の動きを行っている時に違和感を感じたので、背骨を伸展する動きをするのはまだ怖い。

ましてや、日常の中にあるはずのない「バック転」の動きは、怪我をしていなくても毎週、一瞬の恐怖からはじまる。
「恐怖心」は身を守るべく、カラダを瞬時に縮こませる。そうなると、もう全く別の動きになってしまうから、カラダの前側が伸びる意識は大切だと思っている。

まだ、バック転をやるのが早い事はわかっているのだけれど、今日やっておかなければ、カラダがますます縮こまって、せっかく「動きの書き換え」を積んできたことが思い出せなくなってしまう気がした。だから、この山。つまり恐怖の山を越えておきたいと思ったのだ。


変な力を入れず、いつもの動きをするまでにとにかく時間がかかる。いつもどうやっていたのかを思い出せない。その間はやっぱり、カラダのあらゆる所に違和感や痛みが出る。そして、回数をこなしながら、ふっと気持ちを超える?ポイントに達し、「そうだった」と腑に落ちた時点で余計な力が抜けて動くことができる。

「ちゃんと動けば痛くない」

とカラダでわかる。
もう、これで十分だった。

いつもみたいには動けない。
けれど、ちゃんと体幹が入って無駄な力が抜けてスムーズに動ければ痛みはでないのだ。


これが、「ヘルニア」とか「坐骨神経痛」だったらそうはならない。整形外科的に診断がつくような腰痛ではなかったから、痛くなく動けるのだけれど、これが長い時間、縮こまっていると、その事や恐怖心から、痛みが生まれてしまう事になる。

最近ではテレビでも、「ギックリ腰になった直後から翌日は安静にしなるべく早く動きはじめる事で早く治り、慢性的な腰痛を防ぐ」という事も言われるようになってきた。
早く動いておく事は以外と大切なのだ。



以下、自分が怪我をした時に考えていること↓↓↓

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
①痛みが出ている初日〜72時間は安静にして経過を見る(受傷機転のある怪我の場合はこれは鉄則。)

②どんな動きで痛みが増して、どんな動きは痛くないのかを知る

③動いて痛みの増す事は行わず、痛みの出ない範囲で動く(患部への血流を促し、酸素と栄養を運ぶ事で治りが早くなる。但し、受傷機転のある怪我の場合も(その程度にもよるが)まずは非荷重からが、安心)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

②③は自分のカラダの状態を自分がわかっていないと難しい。

だから、常日頃、自分のカラダを動かしたり、トレーニングしたり、ケアしたりしておく事は大切だ。普段の自分のカラダの状態を知っておくとトラブルがあった時のさじ加減も自分でわかる。

「病院」も「整体」も「接骨院」もみんな大切で
それぞれの役割があってありがたい機関なのだけれど、最終的に自分のカラダを動かすのは病院の先生でも整体の先生でも接骨院の先生でもない。
自分の脳みそが自分のカラダに司令を出して動きが生まれる。もしも、自分の脳みその指令のエラーが積み重なって痛みや怪我が発生したとしたら、病院や整体や接骨院の先生に組織の炎症をよりよくしてもらったとしても、また同じ負担や怪我に繋がる可能性を排除したことにはならない。


トラブルが起きてしまったら、
「動き方」を見直す良いチャンス。

そして、そういったトラブルが起きにくくするためにも普段からキレイな「姿勢」や「動き」の引き出しは持っておくと良いと思っている。


※写真は痛みの恐怖を超えたバック転
IMG_4445.jpeg

IMG_4446.jpeg

IMG_4447.jpeg

IMG_4448.jpeg

IMG_4449.jpeg

IMG_4450.jpeg

IMG_4451.jpeg

Thank you for today.