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First Aid② [コンディショニング]

毎回、講習に行くたびに覚えておかなくちゃ
と思うことを備忘録としてまとめておこうと思う。

傷病者を発見し、初期評価の際に使うDOTSとSAMPLE
これ。すっごく大切。
救急の現場は、心臓マッサージやAEDに至る前の状況がとても多い。
その状況は、勉強しても勉強しても追いつかない程、いろいろなパターンがある。

だから、どんな状況でも、きちんと対応できるようマニュアルがある。
このマニュアル通りに、、、なんていかない事は数知れず。
だけど、だからこそマニュアルがある。
考えなくても動ける位に覚えてしまわないと。


流れでいうと
①傷病者発見
→SET UP(安全に手当できる環境か?自分の身を守る事はできているか?)

②意識の確認
→意識あり

③自己紹介
→救急処置の資格を持っている千葉といいます。お手伝いしてもいいですか?

④出血の評価
→全体を見る

⑤組織の色と体温のチェック
→顔色、爪、唇、体温

⑥DOTS確認
D Deformities(変形):異常な大位、もう片方との違い
O Open injuries(開放性の傷):出血しているケガ
T  Ttenderness(圧痛):触ると痛い場所
S Swelling(腫れ):腫れて変色している場所

そして、傷病者に的確な質問をしていくためのSAMPLE。
⑦SAMPLE
S Signs&Symptoms(兆候と症状):痛みや吐き気、めまいのような、あるいは関連した何かを傷病者が感じていないか?

A Allergies(アレルギー):傷病者にとってアレルギーとなるものは?

M Medications(薬):処方されたり、投薬受けている薬は?

P Past medical problems(過去の病歴):現在の状態に関係しているかもしれない健康上の問題は?

L Last oral intake(問題に進行した事柄):問題発生直前に何をしていたか?

スポーツクラブにいる時と友人や家族といる時、全く知らない環境下で起こった時は、また対応が異なるけれど、自分の取るべき行動はこのマニュアルが原則。
再確認しておこう。
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Thank you always.